「フーシ派」が発射 イスラエルにミサイル攻撃

国際

 親イラン武装組織「フーシ派」がイスラエルの空港を標的にミサイルを発射し、6人がけがをしました。イスラエルは報復を示唆しています。

 イスラエル軍によりますと、4日、テルアビブ近郊のベングリオン空港にイエメンを拠点とする親イラン武装組織「フーシ派」によるミサイル攻撃がありました。

 ミサイルは空港の敷地内に着弾し、少なくとも6人がけがをしました。

 空港は一時閉鎖されたほか、航空会社がフライトを欠航するなど影響が出ています。

 「フーシ派」はガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織「ハマス」と連帯していて、「パレスチナを支援するため作戦を実施した」と声明を出しました。

 また、発射したのは迎撃が難しい極超音速ミサイルだと主張しています。

 これに対してイスラエルのネタニヤフ首相は、フーシ派への報復のほか、後ろ盾でもあるイランにも攻撃をすると示唆しました。

 「我々が選んだ時と場所でテロの親玉であるイランに対応する」としています。