保険見直し本舗 個人情報約510万件に漏えいの恐れ ランサムウェア被害で

経済

 保険代理店「保険見直し本舗」の運営会社は、サイバー攻撃によって約510万件の顧客情報に漏えいの恐れがあると発表しました。

 保険見直し本舗グループは2月、ランサムウェアによる被害を受けたと発表していました。

 ランサムウェアは感染したコンピューターが保存しているデータを暗号化するなどして復旧するための対価を要求する不正プログラムです。

 暗号化されたデータには保険契約者の名前や住所、電話番号だけでなく、保険金などの個人情報も含まれていて、生命保険会社や損害保険会社などの契約者の個人情報合わせて約510万件が漏えいした恐れがあるということです。

 件数は現在も調査中で今後変動する可能性があるということですが、現時点では外部への流出は確認されていないとしています。