広域避難路「川の内線」開通 広島土砂災害から11年

広島防災・災害

広島土砂災害で被災した安佐南区八木・緑井地区で広域避難路「川の内線」が開通しました。

「川の内線」は2014年の広島土砂災害をうけ、災害が発生した時に避難路として広島市が整備したもので国道54号と長束八木線をつなぎます。

川の内線は長さ400m・幅11mの片側一車線です。開通を前に地域住民らが車道を歩いて完成を祝いました。

参加者「広い逃げ道があるっていうのは上に住む人たちからするとすごくありがたい道ができた」「立派な橋ができて子や孫にも町はこんなふうに復活したんだよっていう話をしていきたい。大事に使えたら」

午後にはパトカーの先導で車道のみの供用がスタートしました。

高架の途中には階段やエレベーターを設置する工事が進められていて、歩道を含めた供用開始は秋ごろを見込んでいるということです。