「一歩でも前進を」2回目の関税交渉へ 赤沢大臣が米国に出発

経済

 トランプ政権の関税政策を巡る2度目の協議に臨むため、赤沢経済再生担当大臣が30日午前、ワシントンに向けて出発しました。

赤沢経済再生担当大臣
「どうやってウィンウィンの関係を築き上げられる合意にするかということを常に考えて、1歩でも2歩でも前進をしたい」

 赤沢大臣は、午前10時すぎにワシントンへ向けて出発しました。

 アメリカ側とは現地時間の1日に協議することで合意しているとし、ベッセント財務長官やアメリカ通商代表部=USTRのグリア代表らと協議する予定です。

 現状について赤沢大臣は「輸出すればしただけ日本企業に損が出ている」と強調しました。

 今回の協議では、関税以外の経済的措置で折り合えないかを探るとみられています。