京都市の国道1号で大量の水があふれ、周辺の道路や住宅が冠水しました。現場では復旧作業が続けられています。
(峠昌憲記者報告)
道路が冠水した京都市・国道1号の現場です。今も穴から水があふれ出していますが、土のうが積まれていて、流れ自体は食い止められています。
30日午前3時半ごろ、京都市下京区を通る国道1号の高倉交差点付近で「道路に水があふれている」と通行人から110番通報がありました。
市の水道局によりますと、国道の下には1959年に設置された配水管が通っていて、老朽化により破損し、水があふれだしたとみられています。
近隣住民
「ここが川になっていた。ジャーと流れていた」
「エンブレムの下くらいまで水がつかっていた。衝撃、ショックは隠せない」
現場の作業員によりますと、この場所では古い配水管を切り替える計画があり、すでに新しい配水管を埋める作業は完了していたということです。
警察は、国道1号の西行きを通行規制していて市などが復旧作業を続けています。