トランプ大統領 自動車関税の負担軽減策発表

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 発足100日を迎えたアメリカのトランプ政権は、自動車関税の負担軽減策を発表しました。トランプ大統領はこの後、自動車産業の集まるミシガン州デトロイトで演説します。

 トランプ政権は29日、2期目の発足から100日を迎えました。

 「アメリカの黄金の時代が始まる」と宣言したトランプ大統領は、不法移民の取り締まりや連邦政府職員の大幅な削減を行っています。

 また、トランプ氏は「我が国は外国から搾取されてきた」と主張し、一部の国などに4月から追加関税を発動しましたが、市場の反発を招き90日間の停止措置を余儀なくされました。

 政府高官はアメリカ国内で完成車を製造するメーカーを対象に課せられる関税を一部相殺して2年間のみ支払う案などを示しました。

 29日中にトランプ大統領が大統領令に署名するということです。

 トランプ大統領は日本時間の30日午前7時からデトロイトで演説に臨みます。

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