三重県の新名神高速道路で6人が死亡した大型トラックによる事故を受け、広島労働局と広島運輸支局は、県内のトラック事業者に対し緊急自主点検の実施を要請しました。労働時間の管理や安全対策の徹底につなげる狙いです。
広島労働局と広島運輸支局は、トラック事業者を対象に、貨物自動車運送事業法や労働基準関係法令の順守状況を確認する緊急自主点検を実施するよう要請し、広島県トラック協会に会員企業への周知と回答の呼びかけへの協力を求めました。
今回の対応は、今年3月に三重県亀山市の新名神高速道路で発生した多重事故を受けたものです。この事故では子ども3人を含む6人が死亡し、事故を起こした運送事業者には労働関係法令を含む複数の重大な違反が確認されていました。
自主点検では、点呼の実施状況や運転者の労働時間管理、健康診断の実施状況、安全指導の実施状況などについて確認することになります。
広島運輸支局の遠北俊貴支局長は
「自らが点検を行ってその気付きを改善につなげて、それが将来の事故防止につながることを期待しております」
と話しました。
今回の自主点検は管内のすべてのトラック事業者を対象としていて、結果は年内に公表される予定です。