食卓に欠かせない卵や鶏肉の値上がりが続いています。買い物客からは負担増を嘆く声が上がる一方、コメは価格が下がり始めており、店頭では明るい変化も見られています。
食品価格の上昇が続くなか、卵や鶏肉の高値が家計を直撃しています。
広島市南区のスーパーたかもりでは、卵10個入りを280円で販売。売り場には「高くてすみません」と書かれた表示も掲げられていました。また、国産若鶏もも肉は100グラムあたり138円で販売されています。
農林水産省の食品価格動向調査によりますと、卵の平均販売価格は10個入り309円と過去最高水準に並びました。鶏もも肉も100グラムあたり155円となり、2か月連続で過去最高値を更新しています。
買い物客からは「だんだん上がるので大変」「もも肉は以前から高かったが、さらに高くなったのでむね肉を買うことが増えた」といった声が聞かれました。
また、売り場で卵を見ていた20代の男性は「ほかのスーパーより少し安い気はするが、それでも高いと感じる」と話しました。
子育て中の40代の女性は「子どもが成長期なので卵や鶏肉はよく使う。フレンチトーストを作る時も牛乳を入れるなど工夫している」と話し、家計をやりくりする様子を語りました。
一方、価格が下がっている商品もあります。スーパーたかもりでは、昨年度産のコメが5キロ税込み3000円で販売されていて、以前の5000円近い価格から大きく下がっています。
スーパーたかもりの伊木英人副社長は「コメはきのう入荷した商品もかなり売れている」と話します。
その一方で、中東情勢などの影響を受け、弁当容器などの資材価格は上昇が続いているといいます。
伊木副社長は「容器はかなり値上がりしている。このままだと厳しいが、コメの価格が下がってきたので、そこで何とかカバーできれば」と話していました。