広島市安佐南区を流れる川で高濃度のPFAS(有機フッ素化合物)が相次いで検出されている問題で、住民グループの調査により、これまでとは別の場所からも国の指針値を上回る数値が検出されたことが分かりました。
この問題は、安佐南区上安町にある産業廃棄物処分場周辺を流れる水から高濃度のPFASが検出されているものです。
周辺住民らでつくるグループは今月1日、処分場の南側を流れる水を採取し、分析機関に検査を依頼しました。その結果、国の指針値の3倍を超えるPFASが検出されたということです。
これまでの調査では、処分場の西側や北側でも高濃度のPFASが確認されており、住民グループは「発生源が処分場である可能性が高い」と指摘しています。
■上安産廃から安全安心を守る市民の会の坂本裕事務局長は「みだりに産廃の排水が外に、定められたところ以外から出ていることは、直ちに止める必要があるのではないか」と述べました。
住民らは広島市に対し、汚水の流出防止など、早急な対策を求めているということです。