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日銀利上げで家計に影響広がる 住宅ローン負担増も

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長期金利が2.8%前後まで上昇する中、日銀が政策金利を引き上げました。31年ぶりの高水準となる今回の決定は、住宅ローンなど私たちの生活にも影響を与えそうです。

日銀は6月16日、金融政策決定会合を開き、政策金利を1%程度に引き上げることを決定しました。これは1995年以来、31年ぶりの高い水準です。

今回の利上げの背景には、物価上昇の抑制があります。金利を引き上げることで食料品などの価格高騰に歯止めをかける狙いです。

一方で、この動きは私たちの生活にもさまざまな影響を与えています。街の人からは、住宅ローンや家計への不安の声が聞かれました。

30代の女性は「銀行をどこに変えるかや、ローンの見直しを考えている」と話し、50代の男性は「低金利が続く中で変動金利を選んだが、少し失敗したと感じる」と打ち明けました。さらに、子育て世代からは「教育費がかかる時期なので、繰り上げ返済を検討すべきか悩む」といった声も上がっています。

■メリットとデメリット
利上げにはメリットとデメリットがあります。預金金利が上がり、利息収入が増える一方で、住宅ローンや企業の借り入れ負担は重くなります。

【NEOLIFE 齋木 正則 代表】

試算では、35年ローンで4000万円を借りた場合、金利が1.2%から1.45%に上昇すると、毎月の返済額は約11万7000円から約12万2000円に増え、月5000円ほど負担が増える計算です。総額では200万円以上の増加となる可能性があります。

繰り上げ返済には「安心感が得られる」というメリットがある一方、住宅ローンに付帯する団体信用生命保険の期間が短くなるなどのデメリットもあると指摘します。また、今後の金利変動も見据えて、資産運用を組み合わせることの重要性も挙げています。

金利の上昇局面が続く中でも、将来的には低下に転じる可能性もあるとして、焦って固定金利に切り替えるのではなく、自分に合った返済計画を立てることが大切だとしています。

「毎月1万~2万円程度の増加にも対応できる範囲で計画を組むことが重要」として、無理のない家計管理を呼びかけています。