ニューヨークで開かれているNPT=核拡散防止条約の再検討会議で、被爆者や広島市の松井市長、広島県の横田知事が相次いで演説し、核兵器廃絶を訴えました。
日本被団協の濱住治郎事務局長は、広島への原爆投下により、妊娠3か月の母親の胎内で被爆しました。
国連本部で演説した濱住さんは、被爆直後の状況について
「町は避難者でいっぱいになり、死体が学校の校庭で毎日4、5体ずつ1か月半も焼かれた」
と語りました。
そのうえで、「原爆は人間と共存できない悪魔の兵器だ」と述べ、核兵器廃絶を国際社会に強く訴えました。
また、広島市の松井市長は、核軍縮・不拡散の枠組みの重要性を改めて指摘し、NPT会議での真剣な議論を各国に求めました。
横田知事も、被爆者のメッセージを受け継ぎ、核兵器のない世界の実現に向け努力を続ける重要性を訴えました。