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双方向のコミュニケーションを 手話言語条例制定記念のイベント

広島

24日、広島県が11月に制定した手話言語条例などについて、知ってもらおうとイベントが開かれました。

歌の世界観を手話や表情などで表現する手話ダンスから始まった「障がい者コミュニケーションフェス」。

広島県が先月制定した手話を学ぶ機会を増やすことなどを定めた「手話言語条例」など、2つの条例について
理解を深めてもらおうと開催されたイベントです。

耳が聞こえない両親のもとに生まれたCODA(Child of Deaf Adults)で俳優として活躍する吉冨さくらさんも、条例に期待を寄せています。

■吉冨さくらさん
「条例制定が、これからのスタートだなと嬉しくなりました。手話が必要な子どもたちの未来が明るくなれば私もうれしいなと思いました」

■県健康福祉局障害者支援課 畝本孝彦 自立支援担当監
「一方通行でない双方向のコミュニケーションを障がいがあるなしに関わらず、取れるような広島県を目指していきたいと思っております」