20日、防衛省が日本製鉄呉地区の跡地に整備を進めている複合防衛拠点計画について、市民らが集会を開き平和利用を訴えました。
呉市の体育館には、呉市民のほか県内外から約400人が集まりました。集会では日本製鉄呉地区の跡地に防衛省が計画する複合防衛拠点について、軍港になるのではなどの疑問を投げかけました。
記者
「複合防衛拠点ができようとしている今の動きについてどう思いますか」
呉市民
「いや、嫌ですね。戦争がはじまらなかったらいいなって」
参加者はその後、閉鎖後に整地作業が進む日鉄呉地区跡地の周りをデモ行進し、平和を望む言葉が書かれたプラカードなどを掲げてアピールしました。
日本製鉄呉地区の跡地を巡っては、防衛省が弾薬庫などを含む複合防衛拠点を整備する方針を進めています。