広島大学発のスタートアップ企業「ミルテル」が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
負債総額は約5億7400万円となっています。
ミルテルは2012年に設立された広島大学発の医療ベンチャー企業です。
唾液や血液によるがんや認知症などの予防と早期発見を目的にした医療サービスを提供していました。
帝国データバンクによると、新型コロナウイルス拡大でPCR検査を受注した2022年12月期は売上高が7億2700万円となっていました。
しかし主力の検査が、自由診療のため認知されにくく2025年5月期の売上高は6800万円まで減り債務超過の状態だったということです。