被爆者の記憶に残る光景を後世に伝えようと高校生が描いた「原爆の絵」の展示会が始まりました。
「原爆の絵画展」には基町高校の生徒が被爆者の証言をもとに制作した絵画35点が展示されています。
13日は制作した創造表現コースの生徒や卒業生ら3人が絵に込めた想いなどを語り、訪れた人が真剣に耳を傾けました。
基町高校2年 江崎 杏奈さん「(証言者が)どんどんいなくなっていくと思う。私たち若い世代がつないでいくことが大事」
基町高校2年 髙砂 はなさん「「知ったことを自分の中にとどめておくのではなく、知人や周りの人に少しでも広めてもらって(平和を)見つめ直すきっかけになってもらえたら」
原爆の絵画展は広島国際会議場で26日まで開かれています。