広島市は中区の市営住宅「基町アパート」のうち中層16棟について2035年度までに廃止する方針を示しました。
広島市が廃止方針を固めたのは、広島市中区の「基町アパート」のうち、「エディオンピースウイング広島」の北側に位置する4階建ての中層16棟あわせて438戸です。
16棟はいずれも、1956年からおよそ9年かけて建設されたもので老朽化が進んでいました。
広島市は入居者が別の市営住宅に転居した後、解体作業にとりかかり、2035年度までに廃止する方針です。
広島市によりますと、敷地面積は約2万平方メートルで跡地の活用策は、現時点では未定だということです。
広島市はそのほか、西区の高須第1アパートなど市営住宅162戸も老朽化や耐震性不足などのため
廃止する方針です。