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ファミリープールに期間限定カキ小屋 宮島産カキをプールサイドで堪能 広島

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カキの大量死が問題となっていますが、影響の少ない産地のカキを楽しんでもらおうと来年の夏で営業が終了するファミリープールで期間限定のカキ小屋がオープンしました。

古武家朋哉記者「きょうから12月。これから寒くなってきますが、ファミリープールの一角に設けられたテントでカキを堪能することができるんです」

12月1日、中区にオープンしたのはカキ小屋です。来年3月までプールサイドで宮島産のブランドカキを堪能することができます。

古武家記者「いただきます。すごくカキの出汁が出ていてとってもおいしいですね」

今シーズン県内産のカキは呉市や東広島市などで大量死が問題となっていますがー

広島牡蠣小屋センター 浅妻尚文さん「宮島産のカキはそれほど影響を受けていないと報告受けている。去年よりも身の入りが大きいと聞いているのでおいしいものが食べられると思います」

利用した人「味が濃い ぷりぷりです」「他の都道府県に自慢できるものだと思う」

今回のカキ小屋はファミリープールが来年の夏で営業終了し、市が今後年間を通じて利用できる施設を作っていくうえでの実証実験の意味合いもあるということです。

利用した人「知り合いの業者も今年は不漁と言っていて心配は心配だが、こういう形でカキ小屋やってもらって食べられるのはとてもうれしい」

来年以降のカキの仕入れには不安があるといいますが、運営業者は街の中心で広島名物をたくさんの人に楽しんでほしいといいます。

広島牡蠣小屋センター 浅妻尚文さん「観光客にも広島のカキをカキ小屋スタイルで食べてほしいと考えています」