世界各地の科学者らが核兵器廃絶に向け話し合う大会が20年ぶりに広島で開催されています。
「パグウォッシュ会議世界大会」では核なき世界と戦争の廃絶を目指して、30カ国以上から集まった科学者らが議論します。
今回のテーマは「被爆から80年-今こそ平和、対話と核軍縮を」です。
初日の1日は、8歳で被爆した小倉桂子さんが登壇し当時の記憶を語りました。
小倉桂子さん「私は広島の生存者の1人としてメッセージを伝えたい。私たちは悪を二度と繰り返してはならない。悪とは核兵器である」
この大会は5日間開催され、最終日には議論の成果を踏まえ「広島宣言」が発表されます。