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利用客少の線区 新たに呉線も…JR西日本「地域と連携し利用促進へ」 広島

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JR西日本は収支率を公表した利用客の少ないローカル線のなかに、呉線の一部区間が新たに追加されたことを受け「地域と連携し利用促進に努めたい」としました。

JR西日本は29日、1km当たりの1日平均乗客数が2千人未満となった線区の昨年度までの3年間の平均収支を発表しました。

県内では、呉線の三原ー広間が初めて加わり営業費用の17億1千万円に対し、収入は3億4千万円で収支率は20%でした。

JR西日本 広島支社 飯田稔督支社長「地域の方々と盛り上げるためにどういった取り組みをするのが最も効果的なのか、より効果が高いような形を目指していくというのがまず取り組むべきことかと」

再構築協議会の対象区間の一部である芸備線の東城ー備後落合間では、公表された収支率のなかで最も低い1%となりました。