マツダはコスト削減などに取り組むため、日本製鉄と車体を開発する段階から連携していくと発表しました。
マツダは今年中にヨーロッパなどで販売を開始する3代目となる次期CX-5について、日本製鉄と開発段階から連携していることを明らかにしました。
CX-5ではこれまで部品ごとに複数社に見積もりをとり個別に鋼板材料を発注していましたが、車1台分を一括で日本製鉄に発注する形に変更しました。
開発段階から日本製鉄と連携することで次期CX-5は車体の安全性を確保し、前モデルと比べ鋼材の重量も1割の軽量化ができるほか、原価の低減にもつながるとしています。
マツダ 鷲見和彦常務執行役員「私が知る限りですが、日本の業界ではこういった取り組みはマツダが初めてだと理解しています」
マツダでは今後、自社開発するBEVも視野に他車種への展開も増やしていくということです。