中区の縮景園で害虫を駆除するためのわらで編んだ「こも」が松の木に巻き付けられました。
わらで編んだ「こも」を松に巻き付ける「こも巻き」は、江戸時代から伝わる害虫駆除のひとつです。
松の害虫である「マツカレハ」の幼虫をこもの中へと誘い出し、春にこもと一緒に処分することで被害を防ぎます。
縮景園では二十四節気のひとつ「霜降」の日にあわせて毎年行われ、約360本の松にこもが巻かれました。
来園者「季節の風物詩ですね。とても魅力的で素敵な庭です」
「こも外し」は来年3月5日に行われる予定です。