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「宿泊税」市町へ配分案まとまる 税収約17億6千万円試算 広島

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県内での宿泊者に1泊200円を徴収する「宿泊税」をめぐり、県は来年度の税収を17億6千万円と試算し市や町への配分案をまとめました。

来年4月から導入される「宿泊税」は、修学旅行など一部を除き県内のホテルや旅館などの利用者へ一人あたり1泊200円を徴収します。

県の試算では来年度の徴収額17億6千万円で、観光振興事業に活用できる交付額を約14億7千万円としました。

交付については市や町からの観光振興事業について県が効果を審査する「提案分」と、宿泊者数の割合で配分する「宿泊割合分」の2パターンを組み合わせて配分する予定です。

県は市や町に対して10月末まで宿泊税を活用した事業提案を求めることにしています。