日本時間の24日午前、石破総理大臣はニューヨークで開かれている国連総会の一般討論演説で、核兵器禁止条約への参加を「求める声があることは承知している」と話しました。
石破総理大臣は演説で、
「核兵器の問題に今こそ正面から立ち向かわなければなりません。正面から向き合わなければならないのであります」
「核兵器禁止条約への参加を求める声があることは、私は十分に承知をいたしております」
と発言しました。
一方で「核なき世界」の実現については、「NPT=核拡散防止条約こそが現実的な唯一の枠組み」とNPTの枠組みを重視する姿勢を示しました。
原爆投下の苦しみは「80年を経た今も続いている」として、世界の指導者に広島と長崎を訪れるよう訴えました。