帝国データバンクによりますと、今年上半期に倒産した広島県内の企業は97件でした。
前年より9件少ないものの、90件を超えるのはおととしの下半期以降、4期連続となりました。
負債総額は125億100万円で、業種別では建設業が最多となっています。
帝国データバンクは、販売不振や新型コロナ対策の無利子・無担保融資の返済が本格化し、返済できない中小企業が増えたことが要因と分析しています。
今後については、アメリカによるいわゆる「トランプ関税」に対する懸念が多く、中小企業を中心に事業継続を断念する企業が増える可能性が高まっているとしています。-