広島市内で本格的に延伸工事が始まる西広島バイパスについて、地元企業などが集まる会議で広島市などが混雑緩和に向けて協力を求めました。
西広島バイパスの延伸工事では、終日車線の規制が行われます。
国の試算では最大でおよそ9キロの渋滞が発生する見込みで、朝のピーク時には1時間で1500台の交通量を減らす必要があるとしています。
きょうの会議では、官民で渋滞対策に取り組む「行動宣言」を採択し、地元企業などに時差出勤や迂回路の利用などを求めました。
■西広島バイパス都心部延伸事業促進協議会
池田晃治会長
「行動変容がなければ、まさに大きな渋滞を招く。行政と経済界が一体となって渋滞対策に取り組んでいく」
高架橋工事は10月の着工を目指しているということです。