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平和大通り キッチンカーで社会実験 利活用でにぎわいづくり 広島

広島

広島市は平和大通りを拠点としたにぎわいづくりに向け、キッチンカーを使った社会実験を始めました。

川村凌記者「緑地の利活用が課題となっている平和大通りですが、キッチンカーでにぎわいは生まれるのでしょうか?」

平和大通りの緑地帯で1日から始まった社会実験。市から許可を得た県内8の事業者が入れ替わりでキッチンカーを出店し、街のにぎわいが生まれるか検証します。

こちらでは約30食のお弁当を用意。

キッチンこけまり 池部淳美さん「人も通るところでしょうしオフィスもあるところなので、キッチンカーがあると便利なのかなと思う」

すると…「650円ですね」お昼時のオフィス街だけあって続々とお客さんが集まります。

客「ちょっと同僚がここにきていたのを後ろからついてきて気になって来てみました。テンション上がります。行きたいなって思う」

幅が約100mあることから「100メートル道路」とも呼ばれる平和大通り。実はこちらの緑地も道路扱いになります。

今回の実験ではキッチンカーの出店や集客が、道路上の交通の妨げにならないかどうかも検証されるということです。

広島市 観光政策部 志田原昌哉主査「交通上の課題があるか確認し、また適切な運用方法について今後に生かしたい」

この社会実験は今月29日まで行われ、結果を踏まえてイベントなどでのキッチンカーの利用を検討していくとしています。