9日、長崎に原爆が投下されてから80年です。
広島では慰霊の会が開かれ犠牲者を追悼しました。
長崎では、原爆が投下された午前11時2分に合わせ祈りが捧げられました。
広島市中区の原爆資料館でも被爆者など、およそ40人が集まり黙とうをしました。
慰霊の会は、長崎の原爆犠牲者に哀悼の意を表そうと行われ今回で22回目になります。
会では県被団協の箕牧智之理事長が平和への誓いを新たにしました。
■県被団協・箕牧智之理事長
「長崎・広島がこれからも一緒になって核兵器廃絶を世界に訴えていこうではありませんか」
式典では、長崎市の鈴木市長は日本被団協が受賞したノーベル平和賞に言及したほか、日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を強く訴えました。