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広陵高校野球部 暴力を伴う事案で謝罪 日本高野連「出場判断に変更なし」

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全国高校野球選手権大会に出場している広陵高校は、硬式野球部内で暴力を伴う不適切な事案があったとして文書を出し謝罪しました。

広陵高校によりますと、1月、当時1年生だった部員が野球部で禁止されているカップ麺を寮で食べたとして、当時の2年生4人から個別に暴行を受けたということです。

広陵高校は県高野連に報告し、日本高野連は3月に厳重注意として、当該部員に対して事件判明から1カ月以内の公式戦に出場しないよう指導されました。

上級生4人は被害生徒に謝罪していて、その被害生徒は3月末に転校しています。

また、SNSで拡散している情報については、関係者に事情を聴取した結果、新たな事実は確認できなかったということです。

広陵高校は「このたびの事態につきましては、被害生徒および加害生徒の保護の観点から公表を差し控えていた」としています。

全国高校野球選手権大会の大会本部は「出場の判断に変更はない」としています。