若い世代が平和について学ぶ「全国こども平和サミット」に、1,000人以上の学生らが参加しました。
「全国こども平和サミット」は、若い世代の平和のリーダーを育てるための受け入れプログラムのひとつです。
今年は、小学生から大学生まで20の都道府県から、約1,200人が参加しました。
サミットでは8つの団体が平和のバトンをつなごうと、それぞれの地域での取り組みや平和へのメッセージが発表されました。
参加した福島県の高校生は、「平和について自分たちで考えるだけでなく、現地に足を運んで目で見て話を聞いて、感じるものが大きくなりました」とコメント。千葉県の中学生は、「戦後80年でどんどん被爆者が減ってきてしまっているので、聞いた話をしっかり胸に刻んで学校のみんなに語り継ぎたいと思います」と話しました。
サミットへの参加者は去年から約1.8倍に増えていて、広島市ではさらに交通費などの補助制度を充実させ、参加者を増やしたいとしています。