2年前のJR芸備線の脱線事故について、運輸安全委員会が事故原因などを調査した報告書を公表しました。
JR芸備線では2023年3月、備後八幡駅と内名駅の間で1両編成の下り列車が線路上の落石に衝突して脱線しましたが、乗客はおらずけが人はいませんでした。
国の運輸安全委員会が事故の原因などを調べていましたが31日、報告書を公表し落石が線路わきの防止網などのすき間から
線路に落下したとしてすき間の解消が必要としました。
この事故では約4カ月にわたり一部区間で運転を取りやめていて、JRでは事故後に落石を受け止められるようポケット式にワイヤーネットをはるなど対策工事を実施しています。