強い毒を持つ特定外来生物「セアカゴケグモ」が28日に南区の小学校で見つかり、自治体などが注意を呼びかけています。
若森明日香記者「午前8時ごろ、このグラウンドと校舎の間にあるこのあたりで職員が水やりをしていたところセアカゴケグモのようなものを発見したということです」
「セアカゴケグモ」が見つかったのは夏休みを迎えていた小学校。セアカゴケグモはオーストラリア原産の特定外来生物で、腹部に特徴的な赤い模様があります。
体長は1cmほど…発見されたクモはすぐに駆除されましたが、環境省が確認したところこのクモがセアカゴケグモである可能性が高いことが判明しました。
環境省 中国四国地方環境事務所 外来生物企画官 吉田和弘さん「お子さんの場合は無邪気に触りまくるところがあるんじゃないかと思うので、1回2回と噛まれただけじゃなくて何度も噛まれる可能性もあるじゃないですかなので、余計に警戒していただきたいとは思います」
県によりますと2012年からこれまで、一般の住宅を除くと95件で500匹以上が報告されています。
環境省 中国四国地方環境事務所によると水面化では増えていて、県民の危険意識や発見した際にセアカゴケグモかもしれないと疑うことができているから報告数が増えている要因の一つではないかということです。
環境省によるとメスは毒を持っていて、かまれると針で刺したような痛みがあり、悪化した場合には吐き気などの症状が出るということです
もしセアカゴケグモを見つけた場合は素手で触らないように。駆除するには市販の殺虫剤で駆除が効果的、熱湯をかけることや靴で踏みつぶす方法でも構わないということです。
もし噛まれてしまったら病院へ。