強い毒を持つ特定外来生物「セアカゴケグモ」が広島市南区の小学校で見つかりました。
広島市はむやみに触らないよう注意を呼び掛けています。
28日午前8時ごろ広島市南区の比治山小学校でグラウンドと校舎の間に設置されている花壇にてセアカゴケグモらしきクモ1匹を教員が発見しました。
発見されたクモは直ちに駆除されましたが環境省中国四国地方環境事務所において確認したところこのクモがセアカゴケグモである可能性が高いことが判明しました。
セアカゴケグモはオーストラリア原産の特定外来生物で腹部に赤い模様のある体長1cmほどのクモです。
メスは毒を持っていてかまれると針で刺したような痛みがあり悪化した場合には吐き気などの症状が出るということです。
広島市はクモを見つけても素手で捕まえたり、触ったりしないよう注意を呼びかけています。
広島市でセアカゴケグモが見つかったのは今回で35例目となります。