広島市中区の平和公園周辺の高潮対策について、景観や文化財への影響に配慮した具体的な案が議論されています。
広島市中心部は地盤が低く、台風などで高潮の被害を受けやすいことから、平和公園周辺での対策が検討されています。
原爆ドーム周辺は、高潮対策として、国の目標としている基準から最大で1・1メートル低くなっています。
きょうの検討委員会では、景観や文化財への影響を考慮し、公園内のエリアごとに護岸や遊歩道を、かさ上げするなどの対策案があげられました。
検討委員会では一般からの意見も募集しながら、来年1月ごろ整備についての提言をまとめることにしています。