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１票の格差を是正しないまま行われた今回の参院選は憲法違反だとして、弁護士らのグループが広島高裁に提訴しました。

広島と山口の有権者２人と弁護士のグループは、それぞれの県選挙管理委員会を相手どり参院選の無効を求めて広島高裁に提訴しました。

広島選挙区の１票は議員１人当たりの有権者数が全国で最も少ない福井と比べて「０・５５票」の価値しかないとしています。

中村健太弁護士「参議院で具体的な話が進んでいるとは認識していないので、司法がさらに厳しい意見を言わないと国会も動かないのではと考えている」

今回の参院選の「一票の格差」をめぐる提訴は全国で行われ、全ての選挙区での選挙無効を訴えています。