初夏の訪れを告げる果実「スモモ」の出荷が、県内一の産地呉市蒲刈町でピークを迎えています。
呉市蒲刈町では、島の温暖な気候を生かして約20軒の農家がスモモを栽培しています。
淡いピンク色は収穫時期を迎えた合図。傷や汚れがないかを確認し箱詰めして出荷します。
今年は春先の気温が低かったことから果実の数は少ないそうですが、甘味と酸味のバランスがとれたスモモだということです。
蒲刈スモモ生産組合 石井芳清組合長「ズバリ、初恋の味を思い出してもらって笑顔で食べてもらえれば」
蒲刈スモモの出荷は品種を変えながら今月下旬まで続き、今年は約6tの出荷を見込んでいるということです。