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工場で爆発事故 1人死亡 切断作業中にガス発生か 三原市

広島

30日、三原市の佐木島にある船の部品を製造する工場で爆発事故があり、作業員の男性1人が死亡しました。

午前8時40分ごろ、三原市鷺浦町の船体部品を製造する工場で「大きな爆発音がした」と通報がありました。

警察によりますと、工場から依頼を受けた回収業者の森藤俊行さん(60)が廃品の桟橋をガス溶断機で切断していたところ突然、爆発したということです。

森藤さんは数十m吹き飛ばされ、体を強く打って意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。

森藤さんは1人で作業していてほかにけがをした人はいませんでした。警察は何らかの原因でガス爆発が起こったとみて調べています。