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「被爆遺構の中で象徴的存在」原爆ドーム 特別史跡に指定へ 広島

広島

広島市の原爆ドームが学術上、特に価値が高い国の「特別史跡」に指定される見通しになりました。

近代のものとしては全国で初めてです。

1995年に国の「史跡」に指定された原爆ドームはきょう開かれた国の文化審議会で「史跡」の中でも特に重要とされる「特別史跡」に指定するよう文部科学大臣に答申されました。

広島市によりますと今回の答申は「被爆当時の姿をよく保っており被爆遺構の中でも象徴的な存在となっていること」などが評価されたということです。

「特別史跡」として近く正式に指定される予定で広島県内では3件目で全国でもこれまでに明治時代以降のものが「特別史跡」として指定された例はなく最も新しい年代のものとなります。