当時3歳の長男に十分な食事を与えず衰弱させた罪などに問われる祖父と母親の裁判で、検察は2人に懲役5年を求刑しました。
被告の祖父(52)と被告の母親(27)は、去年10月当時3歳の長男に十分な食事を与えず一時、心肺停止に陥らせた保護責任者遺棄致傷の罪や、粘着テープを巻きつけて拘束した罪に問われています。
20日の裁判で検察側は「4カ月以上毎日食事を抜き続け長時間飢えさせじわじわと餓死寸前まで陥らせた」などと厳しく指摘し、2人ともに懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月14日に言い渡される予定です。