天皇皇后両陛下が即位後初めて広島を訪問され、被爆者らと懇談されました。
両陛下は予定より20分ほど長く原爆資料館を視察した後、被爆者らと懇談されました。
懇談には12歳のときに爆心地から3.5kmで被爆した笠岡貞江さん(92)ら被爆者3人と伝承者の2人が出席しました。
13歳のときに爆心地から2.2kmの段原で被爆した才木幹夫さん(93)は、天皇陛下から「大変でございましたね」と声をかけられ、被爆によるやけどのあとを心配されたということです。
才木幹夫さん(93)「私たち被爆者に対してご丁寧な対応をなさって、本当に最後までお優しい方だなとつくづく思いました」