先月ドイツとフィンランドを訪問した広島の被爆者が帰国会見を開き、現地での活動を報告しました。
広島県被団協の佐久間邦彦理事長(80)は国際NGOのICANなどからの要請で、先月19日から27日までドイツとフィンランドを訪問しました。
現地では平和運動をする団体の集会や被爆証言会に参加して、市民らとの交流したりドイツの国会議員に面会し核禁条約の締約国会議へのオブザーバー参加の見送りなどについて意見を交わしたりしたということです。
広島県被団協 佐久間邦彦理事長
「私たちがこれをずっと訴えていくことが核兵器廃絶へつながるという確信を得ました」
佐久間さんは今後も世界にむけて被爆証言を続けていきたいとしています。