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梅雨入りを前に平和公園の原爆慰霊碑に納められている死没者名簿に、風を通す作業が行われました。

午前８時１５分に黙祷を捧げてから始まったのは、原爆慰霊碑に納められている死没者名簿の風通し作業です。

名簿には広島で被爆した３４万４３０６人の名前などが記されていて、市の職員が１２９冊すべてを取り出し、傷みがないかなど一冊一冊丁寧に確認していました。

広島市　原爆被害対策部調査課　上本慎治課長「１年に１回しか名簿は外に出さないというところがあります。慰霊の気持ちを新たにしていただきたいと思います」

去年８月６日以降に死亡が確認された被爆者は、来月から名簿に書き込まれます。