「ヒロシマの心すべての国と地域に」台湾にも「通知」送付へ 原爆の日式典  広島市

広島

今年の平和記念式典について、広島市は日本との正式な外交ルートがない台湾にも開催の「通知」を送る方向で、調整していることがわかりました。

これまで市は8月6日の平和記念式典に各国の政府代表などを「招待」し参加を要請していましたが、今年から開催を案内する「通知」に変更すると発表していました。

当初は日本と外交がある「195の国と地域」を対象とし台湾は入っていませんでしたが、通知を送る方向で調整しているということです。

市は「ヒロシマの心を理解するすべての国と地域に参加してほしい」とする考えのもと、台湾側の意向などを考慮するとしています。

「通知」は今月下旬にも送る予定です。