「一度きりしかない人生じゃけ」高校生に警察署長から感謝状 死のうとした高齢女性を引き留め… 広島

広島

府中市で高齢女性を助けた高校生に、警察から感謝状が贈られました。

府中東高校の1年生道原寛人さんは、先月12日、午前7時半ごろ部活動のため登校中、芦田川ののり面で70代女性が転がり落ちる姿を見つけました。

女性は「死にたい」などと口にしながら川に入ろうとしていて付近にいた女性と抑え警察に通報しました。

およそ10分間、話をしながら引き止め警察に引き渡したということです。

府中東高校1年道原寛人さん
「死んだら何もなくなるよ。一度きりしかない人生じゃけ、生きるところまで生きてみようや(と話した)おばあちゃんの行動を止めれた。すごいいい行動ができたと思います」

府中署の長谷川署長は、「気が付いても一歩踏み出して動くことはとても勇気がいること」と道原さんの英断に感謝を伝えました。