【広島】 “日本版ICAN”設立で説明会

広島

24日、広島市内で「核なき世界」の実現を目指し被爆者団体や若者などが参加し発足した団体の説明会が開かれました。

先月発足した「核兵器をなくす日本キャンペーン」は被爆者や若者など20あまりの団体や個人でつくる一般社団法人で
きのう、広島市内で活動方針などについての説明会を開きました。

遅くとも2030年までに日本が核兵器禁止条約に加盟するよう政府や国会議員らに対し働きかけていくとしています。

■核兵器をなくす日本キャンペーン・川崎哲専務理事
「様々な国際的な仕掛けを広島でもつくっていくことによって、まずは日本に核兵器禁止条約の締約国になってもらって、堂々と締約国会議を(日本で)開くことを近い将来に実現したい」

今後は、核兵器廃絶への機運を高めるイベントなどを行う予定で来年2月には核兵器の非人道性をテーマにした国際市民会議も計画しているということです。