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河井夫妻大規模買収 元広島市議の控訴を棄却 広島高裁

広島

河井夫妻をめぐる大規模買収事件、元広島市議の控訴が棄却されました。

元広島市議の藤田博之被告(86)は5年前の参議院選挙で、河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として合わせて70万円を受け取った罪に問われています。

一審では罰金40万円などの有罪判決を受け控訴していました。

16日の裁判で広島高裁は「河井元法務大臣が藤田被告の選挙事務所を訪問した日時は客観的証拠で裏付けられていて、現金に選挙運動の報酬が含まれると認識していたとする一審の判決に誤りはない」などとして、控訴を棄却し一審の判決を支持しました。