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完成まで1年 広島駅新ビル外観現る 地下自由通路は廃止に

広島

建て替えが進むJR広島駅前。来年春の開業まで1年となり姿が少しずつ見えてきました。

若森明日香記者「広島駅南側に来ています。工事現場の幕が一部下ろされガラスでしょうか中まで見えちゃいそうです」

2020年から建て替え工事が続く広島駅。商業施設が入る予定の新たな駅ビルは落ち着いた雰囲気の外観が見えてきました。

JR西日本によると約7割工事が進んでいて順調だということです。

女性「だいぶ見えてきましたね。どんなんができるかわくわくしています」

女性「すごい変わっていてびっくりしています。子どもと一緒に遊べるところができてくれたらいいなと思います」

稲荷町交差点から新駅ビルの2階に向かって伸びる広島電鉄の「駅前大橋ルート」。線路の敷設も着々と進んでいます。

女性「広電を楽しみにしている。まち行くのにこっから乗るんでしょう、前はぐるっと回っていたから」

一方で広島駅から姿を消すものも。

若森記者「北口のバス停横のこちら階段で地下に降りれた入口でしたが使える日は来なさそうです」

1974年ごろから南口と北口を結んでいた地下自由通路が廃止となることが決まりました。

広島市によりますと2005年の調査では1日に約1万5200人が利用していましたが、2018年には約2200人までに減少。駅ビルの建て替え工事により2020年から通行止めとなっていますが、老朽化と利用者の減少により廃止となります。

男性「よく使ってたからなくなって寂しい・・・」

広島の新たな玄関口の完成まで残り1年です。