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東広島市PFAS問題 水道敷設費の貸付制度 補正予算案可決 呉市・江田島市は指針値以下 広島

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東広島市の水質汚染問題で新たに水道を敷設する世帯に市が費用の一部を貸し付ける制度について補正予算案が市議会で可決されました。

東広島市のアメリカ軍川上弾薬庫近くの地域では国の暫定指針値を超過する有機フッ素化合物が検出され、地下水が使えないため飲料水の配布が行われています。

新たに水道を敷設する世帯について費用の一部は市が負担しますが、敷地内は住民負担になるため50万円を限度に無利子で貸し付ける制度に必要な予算が
補正予算で計上され可決されました。

東広島市 高垣広徳市長「本日ご議決を賜りました補正予算につきましては、適切に執行し対象となる地域の方々との不安軽減につながるよう速やかに対応してまいります」

東広島市での水質汚染を受けて県などは県内ほかのアメリカ軍の弾薬庫付近でも水質調査を行いました。

その結果が公表され、呉市や江田島市にある弾薬庫の周辺では地下水や河川いずれの地点でも国の暫定指針値以下だったということです。