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スポーツカー事故で小学生死亡 医師の男を起訴 広島・福山市  

広島

広島県福山市で2年前に起こった死亡事故で、スポーツカーが時速120キロで走行したことが事故につながったとして、運転していた医師の男が過失運転致死傷の罪で起訴されました。

福山市の医師の男(37)は2022年6月、福山駅近くの交差点でスポーツカーを運転して右折中の軽自動車にぶつかり、小学生の女の子を死亡させたうえ、軽自動車を運転していた祖父(64)と歩道にいた男性にけがをさせた罪に問われています。

男のスポーツカーは制限速度50キロの道路を時速約120キロで走行し、交差点の40メートルほど手前で急ブレーキをかけたものの間に合わなかったということです。

また、軽自動車を運転していた祖父(64)も過失運転致死傷の疑いで書類送検されていましたが、広島地検福山支部が3月28日付で不起訴処分にしました。

「情状全般を考慮した」としています。