官民一体で路線バス再編「広島モデル」とは? 新法人設立へ 広島

広島

通勤や通学など広島の交通網を支える路線バス。市中心部ではさまざまな会社のバスがひっきりなしに走るエリアもありこんな現状も…

吉弘翔アナウンサー「あそこに見えるのが八丁堀バス停。同じ進行方向に進んでいくとあちらにも八丁堀と書いてあるバス停があります。実は八丁堀と名がつくバス停は14カ所あるんです」

いったいなぜこんなことに。県バス協会の赤木さんに聞きました。

Q.八丁堀というバス停だけでも14カ所あると聞きましたが、なぜこんなにも多いのでしょうか。バス会社が多いのが関係している?

県バス協会 赤木康秀 専務理事「バス会社が多いのでどうしても各社がここ(八丁堀エリア)に乗り入れたがる。全国屈指の便数になっている」

重なっているのはバス停だけではありません。「八丁堀」エリアを経由する広島駅から紙屋町の間は1日3000便以上が運行する過密状態に。

その一方で郊外ではバス不足が課題となっています。

客「無駄な本数がちょっと多いような気もしますね、バス停も何個かあったりまとめてしまえばいいような…」「適当に乗って近いところで降りるみたいな」

こうした課題を解決しようと広島市とバス事業者8社が共同運営へ向けて動き始めています。

来年度中にも新たな組織を法人としてスタートさせ、バス停や車両の共有、重複路線の解消など事業の効率化を目指す文書を交わしました。

広島市 松井一実市長「公共交通ネットワークは活力と賑わいの創出の基礎となる移動を支える極めて重要な要素。(共同運営システムは)わが国初の試みとして進めている」

官民一体で取り組むバス再編の広島モデル。慢性化する赤字解消へ切り札となるのでしょうか。