今月末で任期満了となる県教育委員会の平川教育長が最後の会見で「県と日本の教育を前に進められた」と成果を強調しました。
平川理恵教育長「私としては広島県の教育あるいは日本の教育を前に進められたのではないかと自負しています」
2018年に就任した平川教育長は公立高校入試で自己表現を取り入れたり、不登校を支援するSSR=スペシャルサポートルームを設置したりするなど教育改革を主導してきました。
一方で県教委とNPO法人の契約が法令違反と指摘された問題では、市民団体から官製談合防止法に違反する行為として告発されています。
平川教育長「一連の問題につきましては、県民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしたこと誠に申し訳なく思っています」
来月からは文化庁の篠田智志さんが教育長に就任する予定で、平川教育長の改革路線を進めていく考えです。